淡々と飼育を記事にしておりますが、本当はもっともっと壮絶な闘いでした(^_^;)
目が覚めたり、帰宅した度に確認したことは、
豆餅丸が生きているかどうか だった。
毎日ヒヤヒヤドキンチョの生活・・・
実は念の為、他の獣医にも豆餅丸の症状を見てもらいました。
口の中を見た瞬間、絶句した先生もいた。 それほど症状は酷かったのです。
でもどんな事があってもあきらめましぇん!!
生後2週間くらい後に、別荘に移してやりました。 これで猫対策と体温管理も万全!
とにかく手術ができるように、とりあえずの目標は800グラム~1000グラム!
ガンバレガンバレ!
御餅から離した為、排便も人間が助けてやった。(直腸刺激)
元気な子と比べ、一まわりも二まわりも小さな豆餅丸。
でも、ちゃんとこのトイレ箱の中でオシッコもウンチもしてくれました。 かしこいッ!!♪
鼻から逆流するものの、日に日に体重を増やし、徐々に暴れん坊の兆しが・・・
あ~、なんてカワイイんだろう。 俺様、メロメロです(^○^)
そして離乳食をミルクに混ぜ始め、さらに大きくなり、専用の部屋を用意してやりました。
この頃になると、これはイケる!と、俺も安心してきた。
ミルクに離乳食を混ぜる場合、カテーテルも太めのものに変えましょ~。
(細いカテーテルでは通らず、シリンダーから抜けて部屋中がミルク離乳食だらけになっちまう)
成長に合わせ離乳食の量を調節します。
そして2ヶ月が過ぎ、目標の体重もクリアし1700グラムに。
この頃から、
ミルク+離乳食+パピーフード(砕いてふやかしたもの) を与える。
そして2ヶ月半、体重も2000グラムを超え、手術をうけました!!
口蓋の紫色に見える点が、手術の糸です。
術後1週間はカテーテル投与を続けます。
↑これは手術後期の実際のレシピ。
カテーテルに通るように、そして栄養を与える為にただの水じゃなく、ミルクを使い続けますた。
ボードのイラスト横に
KOMOCHI と書いてありますが・・・
実は手術を受けるまでは、仮名をつけていました。
それは子犬と少しでも距離を置き、客観視して冷静に対処しようという思いからです。
仮名は、オモチの子だから、・・・コモチ・・・ 安易すぎる・・・
そして術後1週間、
豆餅丸 という名前をつけ、新しく生まれ変わったのです!!
今まで食べられなかったんだから、イッパイイッパイ食べろよッ!!
そして大きくなるんだぞッ!!
フレンチの口は、成長とともに横に大きくなるので、術部がまた裂けてくるとの事。
生後6ヶ月くらいになったらまた再手術が必要だ。
もう少し頑張ろうなッ!!
・・・なんてアホっぽい寝顔・・・癒される・・・(^_^;)
ひとまず、これで豆餅丸の世話も一段落。
これで介護生活も終わり!
ずっと気を張り詰めていたから、俺も少し休んでいいかのぅ~?!♪
・・・
ところが、休む間もなく俺は試練を与えられたのです・・・

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